
夏休みになったら、うんちが出なくなっちゃった。熱いことが関係しているのかな?
「夏休みになってから便が出ない」
「毎日出ていたのに2〜3日に1回になった」
そんなご相談が、夏になると増えてきます。
実は、夏は子どもの便秘が悪化しやすい季節です。
なぜ夏は便秘になりやすいの?
① 汗をたくさんかいて体の水分が不足する
暑い季節は、気づかないうちに汗をたくさんかいています。
体の水分が不足すると、大腸は便からさらに水分を吸収するため、**便が硬くなって出にくくなります。**特に熱中症予防だけでなく、便秘予防のためにも水分補給は大切です。
② 夏休みで生活リズムが乱れる
夏休みになると
- 朝起きる時間が遅くなる
- 朝食を食べない日がある
- トイレへ行く習慣が崩れる
このような生活の変化だけでも、便秘は起こりやすくなります。
腸は毎日のリズムを好むため、朝食後にトイレへ座る習慣を続けることがとても大切です。
③ 冷たい飲み物やアイス、お菓子が増える
夏はアイスやジュース、お菓子を食べる機会が増えます。
その結果、
- 食事量が減る
- 野菜や果物、食物繊維が不足する
ことで便秘につながることがあります。
④ 外遊びが減り運動不足になることも
暑さのため外遊びが減ると、腸の動きも鈍くなります。
家の中でも、
- 軽い体操
- 散歩
- プール遊び
など、毎日少しでも体を動かすことがおすすめです。
ご家庭でできる便秘予防
今日からできるポイントは次の5つです。
- こまめな水分補給
- 朝ごはんをしっかり食べる
- 朝食後にトイレへ座る習慣をつける
- 野菜・果物・食物繊維を意識する
- 毎日体を動かす
なお、「水をたくさん飲めば便秘が治る」というわけではありませんが、夏の脱水を防ぐことは便が硬くなるのを防ぐうえで重要です。食物繊維や生活習慣と組み合わせることが大切です。
こんな症状は受診をおすすめします
次のような場合は、一度小児科でご相談ください。
- 3日以上便が出ない
- 排便時に痛がる
- 血がつく
- お腹が張る
- 食欲がない
- 下着に便が漏れる
- 市販薬を使っても改善しない
子どもの便秘は、「そのうち治るだろう」と様子を見ているうちに悪化し、便がさらに硬くなって排便時の痛み→我慢→さらに便秘という悪循環に陥ることがあります。長引く場合は早めの治療が大切です。
かわまたキッズクリニックより
便秘はとても多い病気ですが、「毎日出ているから大丈夫」とは限りません。
硬い便、痛みを伴う排便、お腹の張り、食欲低下などがある場合は治療が必要なことがあります。
当院では、お子さん一人ひとりの年齢や生活スタイルに合わせて、
- 食生活のアドバイス
- 排便習慣の指導
- 必要に応じたお薬による治療
を行っています。
「夏休みになって便秘がひどくなったかな?」と感じたら、お気軽にご相談ください。
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