
手足口病が流行り出したってさ。どんな病気なのかな?かかったら気をつけることを教えて!
手足口病とは?
手足口病は、主に乳幼児に多くみられるウイルス感染症です。
毎年、初夏から夏にかけて流行し、保育園や幼稚園で集団感染することも少なくありません。今年も全国の一部の地域で流行が始まっています。
病名の通り、
- 手のひら
- 足の裏
- 口の中
に発疹や水ぶくれができるのが特徴です。
多くの場合は自然に治りますが、口の痛みで水分が取れなくなることがあるため注意が必要です。
手足口病の主な症状
① 発熱
発熱は出ても軽度のことが多く、38℃前後で1~2日程度です。
熱が出ないお子さんもいます。
② 口の中の痛み
口の中や舌、のどの奥に小さな水ぶくれや潰瘍ができます。
- 食事を嫌がる
- 飲み物も飲みたがらない
- よだれが増える
といった症状がみられることがあります。
③ 手や足の発疹
手のひら、足の裏、指先に赤い発疹や小さな水ぶくれができます。
痛みやかゆみは少ないことがほとんどです。
④ おしりや膝にも出ることがあります
最近はおしりや太もも、膝周囲にも発疹がみられることがあります。
※発疹の出方には個人差があります。
原因となるウイルス
主に
- コクサッキーウイルスA6
- コクサッキーウイルスA16
- エンテロウイルス71
などが原因です。
毎年流行するウイルスの種類が少しずつ変わるため、一度かかっても再び感染することがあります。
家庭でのケア
水分補給を最優先に
口の中が痛くなると飲食を嫌がることがあります。
おすすめは
- 麦茶
- 水
- イオン飲料
- ゼリー
- アイスクリーム
など、飲み込みやすいものです。
食事のポイント
口内炎が痛い時は
- 冷たいもの
- やわらかいもの
がおすすめです。
反対に、
- 熱いもの
- 塩分が強いもの
- 酸っぱいもの
はしみて痛みが強くなることがあります。
受診した方がよい症状
次のような場合は受診をおすすめします。
✓ 水分がほとんど取れない
✓ おしっこの回数が減っている
✓ 高熱が続く
✓ 元気がない
✓ 嘔吐を繰り返す
✓ 頭痛が強い
✓ ぐったりしている
特に脱水症状には注意が必要です。
登園・登校はいつから?
手足口病は学校保健安全法上、出席停止の決まりはありません。
一般的には、
- 発熱がない
- 普段通り食事や水分が取れる
- 元気に過ごせる
状態になれば登園・登校可能です。
園や学校によって基準が異なる場合もあるため、各施設の指示をご確認ください。
よくある質問
Q. 大人にうつりますか?
大人も感染します。
特に保護者の方が感染すると、
- 強いのどの痛み
- 高熱
- 手足の発疹
が出ることがあります。
Q. 発疹が治った後に爪がはがれることがありますか?
特にコクサッキーウイルスA6による感染後に、数週間から数か月後に爪が割れたりはがれたりすることがあります。
ほとんどは自然に新しい爪が生えてきますので心配ありません。
かわまたキッズクリニックから
手足口病は夏に流行する代表的な感染症です。
多くの場合は自然に改善しますが、口の痛みで水分が取れず脱水になることがあります。
お子さんの様子で心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
かわまたキッズクリニック(宇都宮市)では、手足口病の診断・治療・脱水症状の評価を行っています。
発熱や発疹、口内炎などの症状がある場合はご相談ください。


