かわまたキッズクリニック|小児科・アレルギー科

夜尿症の治療はどんなことをするの?


夜尿症の治療にはいくつかの方法があります。大きく分けると「生活習慣の工夫」「薬物療法」「アラーム療法」「心理的サポート」の4つです。

まずは生活習慣の工夫です。寝る前の水分を控える、就寝前に必ずトイレに行く、日中の排尿リズムを整えるといった取り組みは基本となります。特に役立つのが「夜尿症日誌」で、寝る前の水分量、就寝時間、夜尿の有無などを記録することで、改善のきっかけが見えてきます。

次に薬物療法です。夜間の尿量を減らすホルモン製剤や、膀胱の働きを助ける薬を使うことがあります。学校行事前など一時的に使用する場合もあり、お子さんの生活に合わせた柔軟な活用が可能です。

アラーム療法も有効な方法です。おねしょが始まるとセンサーで感知し、音や振動で起こすことで「尿意に気づいて起きる」習慣を身につけます。少し時間はかかりますが、根本的な改善につながることがあります。

さらに大切なのが心理的サポートです。「あせらず・おこらず・ほめる」を合言葉にし、成功した日は大いに褒めてあげましょう。他の子と比べず、本人のペースを尊重することが回復につながります。

かわまたキッズクリニックでは、ご家庭の生活リズムや行事予定に合わせて、最適な治療プランをご提案しています。


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