
ママが『鼻水が長く続くのは大丈夫かな?』って心配してるよ。先生、どうしたらいいの?
鼻水や鼻づまりが長く続く場合、まず考えられるのはアレルギー性鼻炎や**副鼻腔炎(ちくのう症)**です。アレルギー性鼻炎はハウスダスト、花粉、ペットの毛などが原因となることが多く、季節の変わり目や環境によって症状が悪化します。鼻水の色や粘度、臭いの有無、発熱の有無なども、原因の見極めに役立ちます。副鼻腔炎の場合は、鼻づまりに加えて顔の痛み、頭痛、発熱が伴うことがあります。
家庭でできる対応としては、室内の空気清浄や換気、こまめな掃除でアレルギーの原因となるほこりや花粉を減らすこと、寝室の寝具を清潔に保つことが大切です。また、鼻をかむ習慣や、鼻水を吸引する器具を使って鼻腔をきれいに保つことも有効です。しかし、自己判断で薬を使うことは避け、適切な薬剤選択が重要です。市販の点鼻薬や抗ヒスタミン薬では症状が改善しない場合や、症状が長く続く場合には医師の診察が必要です。
かわまたキッズクリニックの小児科・アレルギー科では、問診・耳鼻咽喉の診察、必要に応じて鼻腔内の観察やアレルギー検査を行い、原因に応じた治療方針を立てます。アレルギー性鼻炎の場合は、抗アレルギー薬の処方や生活環境の改善指導を行い、症状を緩和します。副鼻腔炎の場合は、抗菌薬や点鼻薬、生活指導を組み合わせ、回復を促します。鼻水や鼻づまりが長引く場合は、自己判断せずぜひかわまたキッズクリニックにご相談ください。お子さんが快適に呼吸できるよう、日常生活の質を守るサポートを行います。


