夜におねしょをしちゃったら、お父さんやお母さんはどうすればいいの？
おねしょは本人の努力や我慢で防げるものではありません。叱ったり、からかったりすると、お子さんが「自分はダメなんだ」と感じてしまい、自信を失ったり、逆に夜尿が悪化することもあります。
夜尿症の対応で最も大切なのは「あせらず・おこらず・ほめる」ことです。成功した日には「よくできたね」と褒めることで自己肯定感が高まり、治療への意欲も上がります。失敗した日には「大丈夫、次はできるよ」と前向きに声をかけることが望ましいです。
叱る代わりに、一緒に布団を片づけるなど協力的な対応に変えると、お子さんも安心します。また、他の子と比べないことも重要です。「お兄ちゃんはできてたのに」と言われると、プレッシャーになり逆効果です。
かわまたキッズクリニックでは、保護者の方への関わり方のアドバイスも行っています。親子でストレスを減らし、前向きに取り組むことで改善への近道になります。
